傷つけ そして気付け 築く礎は何のための遺産であるかを

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馬鹿は殴れ
そして気付かせろ
それが痛みなのだと


ヒット。シェノンです。


腹壊し気味で死にかけリビングデットです。
もうアレですね! コイツは聖水よりも清水を嫌うアンデットだよ、もう!
これの原因は朝食と昼食を食っていないことでしょうか……(沈
いや、暑くて食う気失せますね。
もーどーでもいいやー、みたいな。無気力トルネードに巻き込まれる私。
いっそ地球は少し太陽から遠さがってもらいたい。
滅ぶよ生命!(何処かからのツッコミ
脳がデロデロになってしまった腐れわさびに衝撃はしる。
デリケート過ぎるだろ、宇宙……。



後半は小説の続きです。
いつまで続くかは不明。罵られてしまえ。


7 勘が選る富裕例【考える浮遊霊】

 ところで、そろそろ物語を繋げようと思う。
 忘れていたのだが、そう言えば俺は人の顔と名前はなかなか憶えられない代わりに人の言ったことは滅多に忘れないヤツだったはずだ。なら、久慈の相談の内容も憶えていて然りである。
 ここらでキリもいいので思い出してみよう。
 はっきり結果だけ言ったら、二週間前から学校で噂されるようになったモノに対する究明だ。究明なんて探偵よりも警察の仕事だろうって。しかし警察に話せればここで俺の出番はない。敢え無く退場である。
 そうなればいいものの、そうはならない現実。
 小学生のガキの頃、健康診断でランドルト環(視力検査で使われる別名Cの事だ)と睨めっこして「右であれ」と見えもしないモノを勘で言ってしまったことがある。結果は見事に外れやがった。でも、もしもアレがたまたま当たっていたら、俺の視力は今頃Aと表記されていたはずだ。それに今では他のヤツがやっている間に両目で見て記憶するため、俺はいつも視力Aだ。
 それはともかく、勘で言って当たってしまった場合でさえ書類上では実力と表記されてしまうのは、何とも釈然としない。オレンジジュースが並々入ったコップ内にアップルジュースを一滴入れられ、「これはオレンジジュースだよ」と言われた気分になる。
 やはり見えもしないモノを見えると言い張るのは考え物だ。
 曰く、幽霊が出る。
 これもまた、考え物だった。
 警察の方も流石に税金を貰っているとはいえ付き合いきれないだろう。めっちゃ同情出来る。
 海笠高校の校舎、真夜中タイムに二十年前亡くなったという女生徒がうろつく……らしい。校舎が建てられたのは十二年前なのに――――フライングし過ぎの死者だった。
 誰も知らないはずの幽霊さんは、久慈によると富裕育ちの令嬢だそうだ。くそ、誰が上手いことを言えと。
 胡散臭さどころか異臭さえ漂っている浮遊育ちの霊嬢は、いつからなのか名前が付けられていた。
 四十九院行方(つるしいん ゆくえ)
 偏頭痛が……。
 何でまたそんな凝った名前を付けるのか。トイレに住むという某花子さんを見習え。
 憶えやすくて愛着湧くだろうが。
 十七夜月と妙に繋がりを感じて死にたい気分になる。
 久慈は自分の友達が行方さんを見たのだと、そうあの昼食時に言ってのけた。その友達がたいそう怖がっているということも。
 正直知ったことではなかったのだが、切り札を握った久慈に逆らうことはすなわち死を意味する。
 死ぬのは大して怖くないが、その要因があまりにも格好悪い。
 何事も格好つかないのはヨロシクない。
「と、再認識完了」
 ああそうだったな。
 四角い思考からようやく脱して、地に足が着いた。干乾びていた後悔が再び息吹を吹き返す。
 なるほどなるほど、それで俺たちはこうして夜中の学校に潜入したわけね。
 となると、幽霊を見たという久慈の友達は、小鳥遊のことだろうか。
 意図せずにはいられず、そちらの方を向いてしまう。
 シット、何だあのグリーン一色マント。
「なぁ、小鳥遊。今気付いたんだが、何だそのマント?」
「……大した理由はないです。ただのオシャレですけど、それが何か?」
 納得いかねぇ……。
 どう見てもオシャレというより洒落の産物。笑いどころは何処だ。
 もしかしたら。俺は思考する。
 中に何か隠し持っていたりするのではないだろうか。例えば鋭利な刃物がズラッと揃っており、俺たちを一人ずつメッタ刺しにする魂胆だったとか、そんなスプラッタハイウェイ。
「小鳥遊が犯人だったなんて……」
「ふふふ、実は私は現代に蘇った切り裂きジャックだったのよ!」
「な、何だってー!」
「見なさい。あそこに吊るされている哀れな二人を!」
「らん、らんらら、らんらんらん、らん、らんらららん~」
「らん、らんらら、らんらんらん、らん、らんらららん~」
「何で二人とも逆さ吊でナウシカ歌ってるんだ……」
「さぁ、今度は貴方の番よ。腕を出しなさい」
「え、こう……ってうぎゃあー、俺の腕がスプラッタ! 宙を舞うマイアーム!」
 ……うぎゃーやめろー、ぶっ飛ばすぞテメー……ぶち。
「……やめよ」
 うっかり自分が死んでしまった。
 話を考えるのにはどうも向いていないようだ。

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